11月末時点でのサマール州での被害調査の結果
建築物は、大型のものも含めて、95%が破壊された。
バランギガ町では3,186軒中2,986軒が全壊。13人死亡、5人行方不明。
ギポーロス町では3,917軒中2,700軒が全半壊。12人死亡、5人行方不明。
ケナポンダン町では2115軒が全半壊。10人死亡。
3町の住民の20%が近隣地域に避難中。セブやマニラに避難移転した者もあり。
西サマール州全体で76,369軒全半壊。252人死亡。行方不明40人。負傷7,633人。
漁船および漁具は全損。漁民は現段階まで漁はできていない。
ココナツの木は沿岸でも高地でも全損。
耕耘機、脱穀機、穀物乾燥機等の農機具が全損、あるいは流失。
農漁業損害約40億円。
牛、水牛、鶏はすべて流失。
(調査および写真:フィリピン農村再建運動PRRMスタッフ・ドンドン・アガトンDondon Agaton)