草の根援助運動は、インドネシア地震の被災地ロンボク島を訪問し、現地NGOのADBMI(東ロンボク・ワーカーズ支援センター)代表ロマ・ヒダヤット氏のお話を伺いました。

R:Roma   

T・K:運営委員

T:7月末および8月初めの地震に際して、ADBMIが最初にしたことは何ですか?

R:地震の襲撃の後、私たちが最初にしたのは、すぐ現地に行って被災者に会い、必要なものは何か知ることでした。そして支援の必要物資を集めました。例えば食べ物です。なぜならその時、家は崩れ、食材はだめになり、調理用具も壊れてしまっていたからです。食材だけでなく、服や毛布、そしてテントも用意しました。多くのテントがあっという間に立ち並ぶと、子どもたちのトラウマ・ヒーリングが最も重要で必要であると考えました子どもたちの多くは夜になると泣き出し、家に帰りたがります。しかし、家は壊れ、学校も壊れている。本来、学校は子どもたちの遊び場として適したところであるのに。特に子どもたちのため、私たちはあの建物を遊び場として管理運営し、それから「学校」を再建しました。P2の援助による「学校」もその1つです。今、私たちは地震後の復興プログラムを考えています。親の経済状況の回復です。家の再建には大金が必要です。子どもが学校に行くための費用も必要です。だから、家庭のエンパワーメントが重要です。もし家庭がエンパワーメントされなければ、彼らは海外へ出稼ぎに行くでしょう。これは、子どもたちや妻たちにとって更なるストレスです。心理面から見て、子どもたちを置いて外国へ行くのは良いことではありません。だって、こんな状態でしょう? 地震の襲撃があって、父親が不在で、母親もいない、これは子どもたちにとって害悪です。

T:どのようにADBMIは支援する地域を選んだのですか?

R:最初の条件は、震源地近くということです。次は最も貧しいところ。それから教育レベルも考慮します。教育レベルが高く裕福な地方なら、支援はそれほど必要ではありません。あの地域は貧しく、それに、町から遠く離れた僻地でしょう? そうしたことが支援する地域を選ぶ決め手となりました。

T:現在も緊急支援物資を配給しているのですか?

R:現在は減らしています。直近の緊急物資支援は12月18日のラブパンダン村です。あの村の人々はすでに田に戻り始めています。まだ収穫はないけれど、村人たちはすでに農作業ができるようになっているんです。これは大事なことです。彼らにとってトラウマ・ヒーリングにもなります。村人たちは以前と変わらず勤労意欲旺盛です。これが大切なことなんです。

K:トラウマ・ヒーリングはどのようにするのですか? 例えば、カウンセラーなどいるのですか?

R:当事者の心理状態のレベルによります。重症の場合は、プロのカウンセラーを呼びます。軽症の場合は、私たちが育成したカウンセラーが対応します。コミュニティメンバーをトレーニングして、約40人のカウンセラーを育成しました。

K:子どもたちはカウンセラーのところに来ますか?

R:私たちが、子ども達がいつも遊んでいるところに行くのです。おもちゃを持って行きます。カウンセラーも子どもたちといっしょに遊びます。今は、持続性を持たせるため、「学校」をカウンセリング・センターとして選んでいます。今朝私たちが訪問したような「学校」です。「学校」はカウンセリング・センターとして効果的です。子どもたちが遊んだり勉強したりしているところですから。

謝辞:

Terima kasih kepada Ibu Rie Yamada yang membantu kami untuk menerjemahkan apa yang diceritakan Bapak Roma Hidayat, ketua ADBMI.