1999年、東ティモールは 住民投票により独立するこ とが決まった。しかし、そ れを阻止しようとしたイン ドネシア国軍は破壊と虐殺 を行った。その渦中にイン ドネシア人ジャーナリスト として最後まで取材を続け、 そしてインドネシア国軍に指示された民兵の銃 弾により命を絶たれたアグ スの足跡を彼の作品を通じ てたどります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1997年、タイで始まった通貨危機はインドネシアインドネシア経済を直撃した。通貨暴落、物価高騰、補助金のカット、失業。人々の不満は30年続いたスハルト大統領の独裁体制に向かった。1998年5月20日ジョグジャカルタでは大規模なデモが行われた。当時ガジャマダ大学に在学していたアグスは、デモの中に入り撮影した。リフォルマシ=改革をスローガンとしたこのデモは100万人が参加したとされている。

汚職・腐敗、スハルト一族のファミリービジネス。コネを持ち、賄賂を差し出す者だけが優遇される政治に諦めていた人々の怒りが一気に爆発した。