このプロジェクトは全国退職女性教員の会(退女教)より支援をいただいて草の根援助運動が実施しています。実施期間は2017年4月より2020年3月までです。現地パートナーNGOはPRRMです。

2014年の巨大台風ヨランダによって甚大な被害を受けました。その直後から草の根援助運動は住宅などの緊急支援を行ってきました。2016年までに緊急支援は完了したものの、この地域は一人1日あたりの収入が100円以下の住民が大半で厳しい貧困状態にあります。住民の多くは比較的豊かな家庭の洗濯、掃除などの仕事で1日400円程度の収入が入ることもありますが、仕事がない時は借金をしてその都度現金を手に入れる生活をしています。

このプロジェクトの目的はこのような住民の経済状況を改善することにあります。この地域には女性を中心とした住民組織があります。彼女たちは養豚や養鶏、野菜の栽培などの知識があるものの、豚や鶏を飼う資金を持っていません。

そこでこのプロジェクトの予算から、野菜の種子、子豚、子牛、鶏のヒナを購入しました。オクラ、シカクマメ、トウガラシ、レモングラスなどの野菜はモデル農場で栽培し、栽培方法を住民グループで共有しました。また、豚や子牛も順調に育っています。モデル農場は一時台風の被害を受けて一部の作物が流されてしましましたが、その対策としてコンクリート製の壁を作りました。

2018年度以降は野菜の栽培や家畜を販売して住民の生計向上をめざします。