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■  北沢洋子さんを偲ぶ会    ■
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2015年7月3日、アジア太平洋資料センター(PARC)および草の根援助運動の創設者である北沢洋子さんが永眠されました。亨年82歳、間質性肺炎を患っての急なお別れでした。
北沢洋子さんは1959年より67年まで、エジプト・カイロにある「アジアアフリカ人民連帯機構書記局」に勤務されました。

帰国後の1969年、PARCの前身である『英文AMPO』に参加し、1973年のPARC設立のメンバーとなりました。その後の国内外でのご活躍は実に多岐にわたります。

1974年には南アフリカのアパルトヘイト体制について国連総会で報告されたことをはじめ、「G7を裁く国際民衆法廷」、国際的な民衆連帯運動「ピープルズプラン21世紀」に尽力し、IMF・世界銀行、WTO(世界貿易機関)などが推進する経済のグローバリゼーションの負の側面を告発してきました。まだ「アドボカシー」
という言葉も浸透していない時代から、「市民による政策提言」を実践し、1995年の国連社会開発サミット日本代表団にNGOから参加。その他リオサミット(92年)、北京女性会議(95年)等にも次々と参加し、国際社会における市民社会のスペースを一気に押し広げてきた先駆者です。 
1990年には、神奈川で「民衆から民衆への援助」を掲げた国際協力NGO「草の根援助運動(P2)」を創設し、自らフィリピンやインドネシアに赴いて、国内の労働組合や市民団体と現地の人々をつなぐ援助活動を実践してきました。 
1998年からは途上国の債務帳消しキャンペーン(ジュビリー2000)の中心として活動し、さらに2007年からは「連帯経済」のアジアにおけるネットワーク形成にも参画。PARCの理念である「オルタナティブ」な社会を具体的に提案されてきました。2001年には日本平和学会会長も務められました。 

その他にも功績は数多く、また関わった方々も本当にたくさんおられます。訃報に接し、国内はもちろんのこと、海外からも多くのお悔やみのメッセージが届いています。
北沢洋子さんの行動の根本には、世界の人たちの権利を奪い、貧困に陥らせていく構造的な支配と暴力への激しい憤りが常にありました。そして同時に、人びとへの深い共感と愛情にあふれる方でした。 

いつもユーモアと毒舌をもって国際情勢を語り、人を語り、私たちに希望の世界を見せてくれた洋子さん。その偉大なお仕事を改めて振り返り、私たちに多くのことを伝えてくださった御礼として、下記のとおり偲ぶ会を開催いたします。
多くの方のご参加をお待ちしております。

2015年7月21日

特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
特定非営利活動法人 草の根援助運動(P2) 
●日時:2015年8月30日(日)14:00~16:30 (開場13:30)
●会場:アルカディア市ヶ谷(私学会館) 6階 霧島
http://www.arcadia-jp.org/access.htm
●参加費:3000円
※ご参加の方には、北沢洋子さんの最後のご著書『利潤か、人間か―グローバル化の実態と新しい社会運動』を差し上げます。
※お手数ですが参加される方はできるだけ事前にお知らせください。
※参加される方もできない方も、ぜひ北沢洋子さんへのメッセージをお寄せください(下記)。当日、会場にて皆様に配布いたします。

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【北沢洋子さんへのメッセージ】
お名前
ご所属・肩書きなど
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【お申込み・お問合せ】

 

特定非営利活動法人 草の根援助運動(P2)
235-0023 横浜市磯子区森3-3-17-217
TEL 045-758-0910 FAX 045-761-3389
E-mail office@p2aid.com
担当:小野行雄、山中悦子