東サマールの漁村の人々に贈るための漁船が、だんだん形になってきました。

 

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木造の船にするかファイバーグラス製にするか、さんざん議論をしたのだけれど、最終的にファイバー製に。

木造船は自然に還るし、なによりも伝統的な感じがするので捨てがたい。
草の根援助運動のスタッフはそう思い、ファイバー製を使ったことがない漁師たちもそう言っていたのですが、現在この地域で活動中の環境NGOはそうは言いません。

これ以上木を切り倒すことはできない。

そう言われています。

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ともと、かなりの木を切り倒してココヤシ樹林にしてしまったサマール島。台風でそのココヤシの90%が倒れてしまいました。ココヤシの木も、真っ直ぐで、家を造るのにはいいのですが、残念ながら柔らかくて、船には向きません。

そうして樹木がどんどん減っている状況では、木造船を造ることがさらなる環境破壊になる、との判断です。

最終的に、ファイバー製を導入することに決定しました。

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なるべくローカルなものをということで、同じ東サマール島のボロンガンで製作中。漁師リーダーたちが、みんなで見にきたところです。