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特定非営利活動法人
草の根援助運動

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フィリピンスタディツアー2008 みどころ

 

8月18日 ジェンダーと開発プロジェクト

比較的女性の力が強いフィリピンですが、それでも地方での女性差別の意識は根強くて、プロジェクト実施の障害になることもしばしば。地域開発には、ジェンダーの視点を取り入れることが欠かせません。
  このプロジェクトは、開発支援のプロジェクトとしてはかなり異質でユニークなもので、GADに関わる研修を行うほかに、やジェンダーギャップ分析という分析手法を取り入れて地域の女性たちが自らの立場を理解できるようなアクティビティを取り入れてきました。他にもジェンダーの視点を取り入れた地域開発計画をつくることや、自治体などと共同して進められるように政策提言活動を行ったりと、多彩な活動をしてきています。
  スタディツアーでは、これらのトレーニングを受けたり、生計プロジェクト(パン作り等)を行ったりしてきた女性組織と交流します。

8月19日 奨学金プロジェクト 

カマリネス・ノルテ州はフィリピンの中でも貧しい地域です。
  金が出るこの地域では、家族ぐるみで金鉱堀りをしている人々も多く、子どもたちも立派な働き手。家族のために家族と一緒に働いているうちに、いつのまにか学校へ行く年齢も過ぎてしまったという子どもたちもたくさんいます。
  草の根援助運動は、2003年から、児童労働反対のキャンペーンを張りながら、一方で子どもたちに奨学金を出して教育が受けられるようにしてきました。2007年には30人の子どもたちが中学校を卒業し、今はさらに勉強を続けたい9人が職業訓練校などに進学しています。
  この子どもたちと、相談役として支援してきた現地のPRRMユースのメンバーに会って、学校のようすや今の夢、これからのことなどを聞いてみましょう。

 

8月19日 小規模薬局プロジェクト

おなかをこわしたり風邪を引いたりしたら、日本では家の薬箱にある薬を飲むか、近くの薬局へ行って薬を買うでしょう。でも、薬を買い置きするお金がない家では?そして、薬局も半日かけた町にしかない場所では?ちょっとした病気が悪化したり、極端な場合には生死に関わることだってありえます。
  村人のボランティア組織の運営する小規模薬局が、ここでの答です。女性保健ワーカーにトレーニングを実施し、安く薬を提供して、地域の小さな保健所の役割も果たします。場所によっては薬草園をつくって、地域に根ざした伝統医療を復活させているところも。
  難しいところは?うれしいことは?運営している女性たちから、直接話を聞いてみましょう。

8月19日 ココナツ農民支援プロジェクト

一時は衰退していたフィリピンのココナツ産業ですが、食用や医療用、各種産業用に、その価値が見直されてきており、地域に根ざした産業として栽培をする農民が増えてきました。
  でも、輸出用に大量に生産すると、パーム油をつくるインドネシアのプランテーションの例で分かるとおり、土地を破壊し、人々を分断してしまいます。
  健全にココナツ産業を発展させるには、地域の農民たちの組織が注意深く進めていくことが大事です。ココナツの苗床をつくり、仲間たちに配布している農民組合を訪ねます。

 

8月20日 PRRMユースとワークショップ

PRRMユースというのは、現地カウンターパートNGOであるPRRMに集う若者たちで組織されたユース組織。学生を中心とした、15歳から25歳ぐらいまでのフィリピン人のボランティアグループで、地域ごとにつくられています。PRRMユースは、新しい農業技術を広めたり、幼稚園の運営を手伝ったり、奨学金を受けている子どもたちの相談相手になったりと、まさにボランタリーな、いろいろな活動をやっています。
  今回は、このグループのリーダー育成のために草の根援助運動が実施してきたワークショップを、日本からのツアー参加者とともに一緒にやってみます。
  言葉が通じなくても、大丈夫。身振り手振りで、フィリピンの若者たちと、楽しく交流してみましょう。

8月21日 2006年台風復興支援プロジェクト

 2006年11月末、この地域を大きな台風が襲いました。草の根援助運動は緊急支援を行い、農民たちの生計手段を確保するために有機農法による野菜生産の指導などを行いました。自家用野菜のための家庭菜園や、販売による現金収入をめざす取組みなどにより、多くの人々が当面の生活を確保することができました。
  あれから2年、そのプロジェクトのその後を直接見てみましょう。

8月22日 パヤタス・スラム訪問

草の根援助運動のプロジェクトではありませんが、フィリピンの開発援助を考えるときに避けて通れない、都市スラムを訪ねます。
  かつて有名になったゴミの山・スモーキーマウンテンはすでにありませんが、同じようにゴミの山で暮らす人々は今も数万人。マニラ近郊最大のゴミ山スラム・パヤタスでは、さまざまなプロジェクトが進められながらも、たくさんの人々が、劣悪な状況で今も暮らしています。
  そこで進められているNGOのプロジェクト、戦っている人々の話を聞きながら、都市の貧困について考えます。



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